昨年紹介した中欧のバニラクッキーを今年も作った。昨年は焼いている最中に色々反省して、次年以降のためを思って記事を書いた記憶はあった。いやあ、でもつまづくポイントは頭ではわかっているつもりだったから、昨年の自分からの申し送りは読まなかったのサ……
作り方は、成型して

焼いて

砂糖をまぶす。

簡単でしょう?しかし今年も生地をまとめるのに意外と手間取ってしまったのであった。胡桃の粒がゴロゴロしているのは美味しいのだが、成型時にどうしてもそこからヒビが入って壊れてしまう。慣れるまでは細かい粒にした方が良いと思う。
せっかくなので昨年の記事を見ながら反省しよう。
バター
バター:Safeway で安売りになっていたヨーロピアンバターを使ってみた。脂肪分は85%と書いてあったがこれは普通より多いか少ないかわからない。ちなみに、米国のバターは欧州のそれより脂肪分が少なくてもそう名乗れるらしい。
Kerrygoldのバターを信頼しているのでそれをつかうことにした。Trader Joe'sのは8 ozしか入っていなくて心許なく、わざわざコスコで8 oz x 4のパッケージを買った。これは多すぎだった。
この記事によると、アメリカのUSDAの規定では脂肪分80%がバターの最低条件らしいが、EUのそれは82%と少し高く、大抵の製品は84--85%とのこと。Kerrygoldは~85% (= 12 g/14 g).
バニラシュガー
Dr. Oetkerからまさにそのバニラシュガーが出ている。自家製のグラニュー糖バニラシュガーより粒が細かいので見た目がより白くなった。2袋1組で売っており、2組でちょっと足りないくらいだった。もう1組あったら多すぎだったと思うし、ちょうどよい分量だったのではないか。
胡桃
胡桃:そのままでは胡桃の粒が大きすぎるため、ポリ袋に入れて叩いて潰した。それでも比較的大きな粒の部分で生地が割れてしまうことがあった。面倒がらずにプロセッサを使ったほうが良さそう。
これこれ、声に出して読んでほしい、数日前の自分。
比較的大きな粒の部分で生地が割れてしまうことがあった。
来年こそフードプロセッサを使ってください。ぜひともお願いします。
他に今年特有の反省点は、
- 今回のレシピ(の半分量)は昨年とバター*1の分量が違うのか、冷蔵庫から引き上げてしばらく経った後も麺棒みたいな硬さになってしまった。ある程度細長くしてから冷蔵庫に入れた方が良さそう。
- 大きな生地から1個の分量を切り出す時は、容積で考えると太さと長さの2変数を考えなければいけないが、自分がどれくらいの大きさだったら食べたいかをイメージして切り出すと1変数(?)で済むので楽だと思った。
- 使ったsifterは食洗機に入れても大丈夫らしい。
- 粗熱をとってからバニラシュガーをまぶしたが、レシピを見返したら熱いうちにやれと書いてあった。
頼むから来年の自分、ここのページを見てくれ〜〜
*1:オリジナルのレシピにはHeraと書いてあるがこれはマーガリンのこと